多能な伝統調子、端麗なる朱いアーチ。
調子に自信。軽快な振り心地、速やかな取り込み。

翆微に映える朱の段塗り。

これぞシマノ本道の本調子。

「磨き抜かれた総合性能を誇る」と銘をうった『朱紋峰』シリーズの第一歩は、１９８３年にデビューした、初代『朱紋峰』からはじまりました。
あれから３０年、シマノへら竿は、ここまで進化を遂げました。
それが、新たな技術製法によって誕生した『朱紋峰　本式』です。

あえて太めのチューブラー穂先（８～１１尺のみ）によるサオ先の頼もしさと「スパイラルX」による構造的な強化、そして被りすぎず、軽すぎない「心地よい振り心地」を発揮する「しなり調律2」の三位一体となった相互作用によって“無理なく竿が立ち、それでいて釣趣に大事な手応えを持ち合わせた”汎用性の高い竿に仕上げました。

つまり『朱紋峰　本式』は、パワフルな盛期の大型野べらにも屈せず楽に寄せ、軽快な手返しで数釣りも楽しめるという、広範囲に愛用できる竿なのです。
長さは８～２１尺の全１３アイテムで「しなり調律2」　によって調子を整えながら、シリーズを通して調子の流れがスムーズにつながるように心掛けました。
「３～４継のスッキリ感」「５～６継のしっかり感」は、机上の数値だけに頼らず、釣り人の感覚を大事に、東西各地の釣り場で試釣を積み重ねて得られた結果です。

機能+デザイン+釣り味の調和を図り、釣り人の本望を形にすること。
シマノが３０年求めて、これからも追いかけ続ける“ものづくり精神”において、この『朱紋峰　本式』は最先端の具現化です。

■スパイラルX
■しなり調律2
■高精度テーパー合せ
■マイクロまわリリアン
■チューブラー穂先
■しっとり綾織握り
■４節の段塗り（８尺は３節）
■手仕上げ
　（製品によって色味・風合いが微妙に異なり、それぞれ独特の表情を持っています）
■ミゾ切り口栓
■二層式竿袋／口栓収納ポケット付き